JACリクルートメントの口コミや評判
JACリクルートメント
東京本社:〒101-0051 東京都千代田区神田神保町1-105 神保町三井ビルディング14階
TEL:03-5259-6924
数ある転職サイトの中でJACリクルートメントは、30~50代を中心に、ハイクラス・ミドルクラスの転職、そして外資系・海外進出企業の転職にも特化した人材紹介サイトです。今回は「自由と規律」、そして「正当性」を経営理念と掲げるJACリクルートメントの特徴について詳しく紹介します。
外資系・海外進出企業への豊富な転職支援実績
これまでに約43万人の転職支援を成し遂げてきたJACリクルートメント。その多くが30歳以上であり、それゆえ、エグゼクティブや業界スペシャリスト、エンジニアなど、ハイクラス・ミドルクラスの転職を実現してきた実績があります。なかでも、外資系・海外進出企業への転職成約数は業界トップクラスといえます。
では、なぜそんなにも豊富な転職支援が可能なのでしょうか?JACリクルートメントの評判を詳しく調べてみると「キャリアアドバイザーの質のよさ」が目立ちました。そこで、キャリアアドバイザーの特徴についてまとめたいと思います。
豊富な人員
JACリクルートメントでは800人超のキャリアアドバイザーを擁し、あらゆる分野に精通した人材を確保しています。また、社内教育制度が厳しく、クオリティーの差が出ないよう特定のルールも設けられていることは業界内でも有名です。
外国人またはバイリンガルの豊富さ
JACリクルートメントでは、海外の企業であっても直接訪問することで、企業とのつながりを深めています。そのうえ、現地に赴くことで、そこの文化や風土、社風を利用者に伝えることができます。
両面型のビジネスモデル
JACリクルートメントのキャリアアドバイザーは、企業情報などを集める企業担当者と転職希望者のコンサルタントの双方を受け持っているようです。それにより、企業の持つ事業戦略や経営方針、具体的な仕事内容などを、より正確でスピーディーに転職希望者へ伝えることを実現しています。
独自のネットワークを活用して得た質の高い求人
JACリクルートメントは、ロンドン発祥の日系転職エージェントであり、イギリスをはじめ、ドイツやアジア8か国に広がる独自のグローバルネットワークを保有しています。今では、約2万5,000社もの企業と取引があり、そのうえ、実に約60%が非公開求人であることからも、JACリクルートメントの企業における信頼と取り揃える求人の質の高さがうかがい知れます。
ホームページに掲載されているとおり、住友電工やP&G、ダイソン、ミシュランなど国内大手のみならず、有名外資企業や日系グローバル企業の求人も豊富といえるでしょう。
JACリクルートメントの取り揃える求人についてデメリットや悪評について詳しく調べてみたところ、20代の求人が少ないという声や500万円以下の求人も欲しい、ややIT系の転職数が物足りないといった声が見られました。そういう点で、質は高いものの、あらゆるジャンルをカバーしている訳ではないようです。
JACリクルートメントの利用の流れ
ここでは、JACリクルートメントの利用開始から内定までに、実際どのような流れとなっているのかまとめました。項目は「事前の準備」「書類作成」「応募・選考」「内定・退職準備」となっており、一見、他の転職サイトとあまり遜色なく見えます。
しかし、項目ごとに掘り下げてみると、外資系や海外進出企業に強いJACリクルートメントならではの考え方やコンサルティングが随所に見られました。その部分を抜粋して説明します。
事前の準備
ここでは、徹底した情報集めと自己分析によって、最終目標を設定する項目となっています。企業ごとに求める人材が違うように、諸外国においても同様のことがいえ、アドバイザーの経験をもとに、包括的なアドバイスがもらえるようです。
書類作成
ここでは、レジュメの作成の仕方を、基本的なことはもちろん、企業ごと業界ごとにそれぞれ適した書き方をアドバイスしてもらえます。レジュメは、魅力をアピールするうえで、大切なプレゼンテーションツールであるため、各分野に精通した意見はとても参考になります。また、外資に向けた英文での書き方や見本となるテンプレートも参考にできるでしょう。
応募・選考
ここでは、面接における身だしなみやマナー、立ち振る舞い、そして定番の質問など、面接におけるコツをアドバイスしてもらえます。海外における面接の仕方にも精通しており、英語での面接対策も行っています。
内定・退職準備
ここでは、スムーズに退職するためのフローだけでなく、公的な事務手続きの仕方や退職時の挨拶など、見落としがちなものやユニークなものまでアドバイスしてもらえるようです。
総評として、JACリクルートメントは、他のサイトに比べて30~50代と年齢層が高く、そのために、外資系や海外進出企業を含め、年収600万円以上のハイクラス・ミドルクラスの転職やエグゼクティブやスペシャリスト、グローバル人材の転職に強い印象があります。一方で、若年者にはやや不向きな印象もありますが、他のサイトとしっかりと棲み分けができた、個性のある転職サイトでしょう。