転職成功のカギへとつながる!?求人サイトを賢く使うポイントとは
求人サイトには総合型や特化型など、さまざまなサイトが存在します。転職活動を上手に進めるために求人サイトをうまく使いこなすことが重要です。今回は、求人サイトを使ってどのように転職を成功させるのかを解説します。ただ何となく登録し使うのではなく、求人サイトを賢く使い、自分が納得できる転職を行いましょう。
複数の求人サイトを利用
自分に100%合った求人サイトがあればベストですが、残念ながらそれはなかなか見つかりません。しかし、100%に近づける方法があるので紹介します。
2~3社に登録し、使い勝手や求人内容が自分に合っているか確認
求人サイトの多くはタダで登録できます。闇雲に登録するのは個人情報保護の観点もあっておすすめしませんが、数社登録することは転職活動を成功させるうえで重要です。求人サイトによって求人情報の見せ方だったり、転職活動に関する付随情報の内容だったり、力を入れている部分が違います。
こればかりは実際に登録して、自分でいろいろとサービスを使ってみる必要があるので、まずは2~3社登録し自分が使いやすいか確かめてみましょう。
大手求人サイトを軸にする
求人サイトは大きく「総合型」と「特化型」に分かれます。大手求人サイトは「総合型」に該当し、取り扱う業界や業種が多岐にわたり求人数も多いのが特徴です。一方、特定の業界や職種に特化した「特化型」は中小求人サイトに多く、「総合型」にはないその業界・職種ならではの求人が集まります。
したがって、大手求人サイトに登録することで転職の選択肢を広げるとともに、中小求人サイトで自分の希望する業界や職種の求人を探すことで、求人の質・量ともに重視した転職活動を行えるのです。
新着求人はサイトの更新日を狙って確認
更新された直後の求人は採用確率が高いことで知られています。その理由をまとめました。
転職活動は早い者勝ち
人生のターニングポイントである転職活動を失敗しないためにじっくり行いたい気持ちはわかりますが、条件に合う人材が見つかればその求人は終了となります。これはどの求人にもいえることですが、更新されたばかりの求人はまだ応募者も少なく狙い目です。
なお、更新直後の優良求人は公開初日から応募者が殺到することも多く、転職サイトの求人は早い者勝ちの傾向にあります。求人に応募が殺到し、選考予定人数や採用予定人数を満たした場合、採用側が求人掲載を取り下げることがあるのです。
採用担当者はよい人材を早く確保したい!
求人サイトに情報を載せるのにはお金がかかり、限られた予算の中で費用を捻出し求人広告を載せられる期間が2週間や1か月といったケースがほとんどです。いかに限られた期間の中で優秀な人を採用するかが採用担当者に課せられた任務であり、それを達成するために公開初日に応募してくれた人から選考し、基準を満たせば採用することになります。
気になる求人が長期間掲載されていないかチェック
一見よさそうに見えても長期間求人サイトに載っている求人も存在します。優良求人はすぐ採用枠が埋まるので、長期間求人情報が載っているのは訳があると思うようにしましょう。
ブラック企業の可能性
求人サイトの求人は1週間から長くて3か月程度の掲載期間がほとんどです。しかし、その期間を超えて求人が載っていたり、いったん募集が終了したあとで後日募集を再開したりするケースがあります。これといった理由は断言できませんが、退職者が多く慢性的に人手不足のケースが考えられるでしょう。
求人サイト経由で入社してもすぐ辞めてしまう、競合他社と比較して労働条件が悪いといった、ブラック企業の求人であることが多い傾向にあります。長期間掲載されている求人には訳があると思い、しっかりその企業や業種、職種などを調べたうえで応募するかどうか決めましょう。
企業が右肩上がりに急成長の可能性
一方、業績好調で業務量に対し従業員が不足しているケースもあります。成長加速のためにどんどん人を採用し業務を回すとともに、売上・利益をより向上させたいといった攻めの求人です。その企業の財務諸表や業種などをしっかり調べ、本当に急成長にともなう人手不足なのか吟味しましょう。
こんな使い方には注意!ぴったりな求人が見つかりにくくなる失敗パターン
最後に求人サイトを使ううえでの失敗例を取り上げます。これを避けることで自分に合った求人が見つかる可能性が上がります。
求人サイトの登録数が極端
上記でもまとめましたが、自分の理想に完全マッチした求人サイトはありません。したがって複数サイトを利用することが自分に合う求人を見つけるポイントです。それを1社だけに絞ったり、反対に何十も何百も登録したりするのはおすすめしません。とくに後者は情報過多に陥り、求人を見つけるのに苦労することになります。
求人サイトの情報が絶対だと信じる
求人サイトにはよい情報しか載っていないと思いましょう。したがって求人企業の公式サイトや社員による口コミサイトなど、求人サイト以外の情報もしっかり集め、応募するかどうか判断しましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。求人サイトは便利な反面、使い方を間違えると転職活動の失敗につながります。転職成功のため、賢く上手に求人サイトを活用しましょう。